無邪気な性格。大の甘党。 どちらかというと消極的。戦闘も自分から仕掛けるのは好きではないし、朝は苦手。あまりせかせか動くことが得意ではない。 ル・リエでも陸上に暮らす珍しい種族の出自。他種族と離れ暮らしていたためか、カルチャーショックも多い。 今は一族のもとを離れ、ル・リエに居るときは、大きな町に居住している。 友人にはコグだのコギーだの大分自由に呼ばれている。 会話の輪に入れないことが多い。 というのも、元々言葉少なな上に、話すよりも聞く方が好きで、喋り出す前にうんと考えてから話し始めるため、追い付けない。 会話ができないわけではないので、二人くらいであれば、楽しくおしゃべりができる。 超甘党。砂糖菓子系男子。買ったり、暇な日は自分で作ったりもする。休日の朝は、バターを塗ったトーストにジャムをたっぷり乗せて食べる。 とびぬけてチョコレートが大好き。チョコがあれば幸せ。比較的なんにでもつけて食べる。バレンタインは慈悲に満ち溢れた神の日。 ただ、ちゃんと歯磨きをしないと虫歯になるのをとても煩わしがっている。 なので、願い事は、甘いものをたくさん食べても、虫歯になりませんように。 感受性豊か。本や映画どころか、絵本で泣けるタイプ。 不思議な感性を持っており、何かを手伝ってもらったりすると凄く喜び、のちのちまで丁寧にお礼をするが、何かを貰うという行為に対して感謝の意を示すことが少ない。 本人は一族を離れなるべく一般的な感性を持とうと努めているので指摘するとものすごい勢いで謝る。 そのくせ本人にお礼をしようとすると怒る。すごく怒る。ものすごい剣幕で怒る。 要は人に尽くすことが好きで、その独特の感性からか時々聞いている方が恥ずかしくなるようなセリフをさらりと言ったりする。 童話の読みすぎである。 戦闘は意外とできる方。だが、どうやら一族の武術の師範代が嫌いだったようで全ての継承はせず、ほとんど彼の独学でやってきたため戦い方はへんてこ。その上一族のへんてこな武術を元にしているため更にへんてこ。 甘いもので大量にカロリーを摂取しておいて骨と皮なのも燃費が悪い上に洗練されていない戦い方で沢山動くから。 武器は特になく、自分の体のみで戦っていたが、最近は槍やメイスの使用も視野に入れているらしい。 ただ、戦闘自体に意味を見出だすタイプではなく、できれば戦いたくない輩なので、隙を見ては安全に逃げ出す。 外見補足 アルビノ。虹彩異色症(金と青)。視力があまりよくないため、半分くらいをとても良い聴覚に頼っている。 原型パーツは耳としっぽ。 耳は普段はだらんと垂らした状態で居るが、持ち上げたり素早く動かしたりすることも出来る。戦闘中には飛び上がった時にバランスをとったり、風を受けて衝撃を和らげたりと使い道は多い。 野宿をするときには耳としっぽで体をくるみ暖をとる。小柄な人一人程度なら余裕でくるめる大きさ。 本人は何故かしっぽのことを「尻毛」と呼ぶ。勿論、ちゃんと自分の意思で動かせるため尻毛ではない。れっきとしたしっぽである。 |